VOICE SAMPLE
水路と暮らす町
町を流れる水路と暮らしの関係を、情景と情報の両方が伝わる間で読む紀行ナレーションです。特定の実在地域を取材した原稿ではなく、ポートフォリオ用の想定原稿です。
ドキュメンタリー・紀行自主制作00:58

LISTEN
完成音声
OVERVIEW
このサンプルについて
想定用途
- 地域紹介
- 旅行映像
- 施設・文化紹介
制作区分
自主制作のポートフォリオ用音声です。受注実績や実在サービスの紹介ではありません。
SCRIPT STRUCTURE
原稿をどう整理したか
- 01
音から場所へ入る
水の音を入口にして、聞き手が町の位置と雰囲気を想像できるようにする。
- 02
水路の役割を知る
水の出所と、田畑や暮らしを支えた背景を置く。
- 03
現在の暮らしへ移る
手入れが続くことと、朝夕の情景を通して現在とのつながりを示す。
- 04
意味を残して結ぶ
水路を設備ではなく、土地の時間と暮らしをつなぐ存在としてまとめる。
READING
読み方で意識した点
- 冒頭は説明を始めるより、聞き手と一緒に町へ入る距離感で読む。
- 情報部分は情緒を乗せすぎず、「朝には」「夕方には」で場面を切り替える。
- 結びの前後に短い間を置くが、詩的に引き伸ばさず、声だけでも意味が追える長さにする。
TRANSCRIPT
全文原稿
山あいの町を歩くと、家々のあいだから、水の音が聞こえてきます。
この水路は、遠くの川から水を引き、田畑や暮らしを支えるために造られました。
道に沿って流れた水は、畑を潤し、かつては洗い物や防火にも使われていたといいます。
役割が変わった今も、住民の手で手入れが続けられています。
朝には戸口を掃く音と重なり、夕方には、学校から帰る子どもたちのそばを流れていく。
水路は、町を通り過ぎるだけではありません。
この土地の時間と暮らしを、静かにつないでいます。